障害のある方やそのご家族の日常生活における当事者視点の「困難な動作と場面」を切り口に、その解決につながる情報をミライロと協働で開発し、ミライロのオウンドメディア(ミライロ通信)より「暮らしの工夫」シリーズとして昨年に引き続き、継続的に発信を行いました。情報発信にあたっては、障害当事者の方に直接的にお届けできるよう、デジタル障害者手帳ミライロIDによる「お知らせ通知」を取り入れ、ID登録者全員へ配信を行いました。
2025年度は、お寄せいただいた読後アンケートの中で、希望するテーマへのご要望が多い「トイレ掃除」と「入浴」について、それぞれの困りごととその解決につながる工夫を紹介しました。

「ブラシでこする」の困りごと
便器内を洗う際に、こすらず、流すだけでキレイに洗えるトイレブラシ要らずのトイレ用洗剤などを生活に取り入れることで、QOLが向上した例を紹介。
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狭いトイレ空間での困りごと
トイレの手が届かず掃除しにくい場所へ、ラクな姿勢で手軽に使える掃除用ワイパーなどを生活に取り入れることで、QOLが向上した例を紹介。
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心身への負担が大きい「洗う」の困りごと
髪や体で使い分けしなくてよい全身洗浄料や、シャワーを浴びるだけで体を洗えるシャワーヘッドなどを生活に取り入れることで、QOLが向上した例を紹介。
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髪や体を洗えない日の困りごと
手軽に使えて髪や体の清潔を保てるシート状のドライシャンプーや、ボディシートなどを生活に取り入れることで、QOLが向上した例を紹介。
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2024年から配信を開始した第1回~第7回記事をシリーズでお読みいただけ、必要なときに見返していただきやすいように、まとめのサイトを設置しました。(ミライロ通信 特集・連載ページ内)
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4月には、ミライロID登録者を対象とした「本取り組みに関するアンケート調査」を行いました。寄せられた貴重なご意見の解析結果をもとに、お困りの方にとって、より一層ご活用いただきやすいような工夫を、本年度の情報開発に取り入れました。(回答者:様々な障害種の方777名)
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障害当事者の方、そのご家族などから、引き続き多数アクセスをいただきました。読者の方からは「悩んでいたことが自分だけでないと知り安心した。」「工夫してみることに前向きになった」などの声が寄せられ、精神面での支えにもなっていることがわかりました。
これまでの取り組みの意義や課題を把握し、次年度以降の活動改善につなげることを目的に、ミライロを通じて障害当事者である「暮らしの工夫」愛読者を対象とした個別インタビューを都内で実施しました。(都内某インタビュールームにて様々な障害種の方8名、12月に実施)
インタビューでは、本取り組みについて、様々な障害種の方から共通する多くのご意見をいただきました。
これらのご意見より、愛読いただいている障害当事者の方にとって、本取り組みが貴重な「知る」機会となっていることを確認できました。今後は、読者の方からいただいた声を真摯に受け止め、励みに本活動の意義を高めて参ります。また、これまで発信してきた開発情報やいただいたご意見をさらに多くの方々へお届けできるよう検討を進めて参ります。

写真1:記事内容について、率直なご意見を語ってくださるAさん(精神障害)

写真2:音声変換ソフトでのサポートを利用して熱心に記事への感想を語ってくださるBさん(聴覚障害)